海外で外こもりブログ
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友人宅の芝刈り機「EUROE ELM-1500」を修理する

どもどもでっす、ピサヌロークからナリカーです。

昨日はタイで販売されているプラグインハイブリッド車の火事が話題になってました。

メーカー名は伏せてましたが2020年のSUVでテールランプ形状から「Volvo XC60 Plug-in hybrid」だったみたい。

当初はバッテリー火災と聞いて中国車(MG)だろう的なノリだったタイ人も「300万バーツのVolvoも燃えるんか」的な感じで面白い
まあvolvoも中国生産の可能性あるが、結局は会社の品質管理体制の問題だから生産国で物を見るのは良くないですね。

燃えた車は5か月前にバッテリー不具合が出て、バッテリーの一部を交換したらしいがその辺りが今回の火災に関係あるかが焦点かな?
バッテリーの一部を新品に交換し、当時は問題無かった古いバッテリー側に負荷が増えたとか監視センサーに問題が出たとかかね。
新車購入から約4年+交換後のバッテリー保証期間とかどうなんでしょう。

車のオーナーは燃えた車と駐車場、焦げた住宅の修理費等で500万バーツの慰謝料を請求すると書いてありましたが、製造メーカーがどう出るのかは分からんですね。

タイはネズミの配線被害とかも有るのでその辺りで賠償責任回避頑張るのかな。

個人的にはニュースになった時点で製造メーカーが不利な状況なので手厚い保証が受けられると思われる。

こんな状況でも冷静に撮影するオーナー
消化器では消えませんでした。

友人宅の芝刈り機を修理

我が家がいつもお世話になっている薬剤師友人から「芝刈り機が動かなくなったので見て欲しい」との依頼が来る。

正直俺氏は自己責任で自宅の電化製品を弄るのは嫌いじゃないが、修理失敗や修理後の事故等の可能性ある他人の電化製品の修理は極力行いたくないんだよねぇ。

そんな感じで「多分直せないです」と嫁氏に伝言を頼んだのですが「もう使えない状態なので壊してもいいから見て欲しい」と自宅まで運んで来たので見てあげる。

そんな感じで芝刈り機君です。取扱説明書とか品番が分からないので、Googleの画像検索を使って「EUROE ELM-1500」ってモデルと判明。定価7000バーツくらいする良いモノみたいです。

持ち込まれた不動の芝刈り機
番号検索しても出てこなかった。品質管理番号かな。

正直言って、作動不良がスイッチ付近以外の場所だとお手上げなので電源コードやスイッチ付近を最初にチェックします。

電源コードについては我が家の草刈り機のコードと同じなので我が家のコードを挿してみたが使えず。。。電源コードの断線とかではない。

トリガースイッチの丸いボタンが安全ボタン

不具合箇所確認

そんな感じでトリガースイッチのボックスを分解しましょう。

でスイッチボックスを分解しようと締め付けネジを探して居る時に、微妙な違和感を発見。

赤丸を付けた部分なんだけれど、微妙に穴位置がずれてる?
設計者って穴位置とかって合わせるか全く合わせないかの2択が多いと思うけど、微妙に合わない距離感を設定する人って少ないと思うんだよね。
中身分解する前だけど、トリガーの軸部分が変形して内部のスイッチが押せなくなってる気がする。

トリガースイッチボックスの全景
あれれ~おかしいぞ~?

で、分解。クモの巣とかヤモリの卵の殻とか入っていて汚いけれど、水の侵入とか無いしショートとかも無さそうです。

電源コードを挿し、直接ボックス内のスイッチを指で押すと草刈り機のモーターが動いたので不動原因はトリガースイッチとなりました。

トリガースイッチボックスを開封。

 

補修部品無いので適当補修

不具合箇所が判明した事は喜ばしい事ですが、樹脂部品の補修って難しいんですよね。

芝刈り機の型番とタイ語でスイッチとかトリガーとか入れて検索してみても、トリガースイッチの補修部品が出てこないです。

俺氏の個人的意見ですけど、このトリガー部分の軸受は片持ちとなっていて、トリガー操作荷重に対して余裕がない為に、曲がってしまったと思われる。
より良い構造としてカバー側にも軸受を設定すれば曲げモーメントが1/10くらいになって高寿命になるのにと思う。

本来の使い方であれば、軸受に曲げモーメントが働かない構造だけど、安全装置としてトリガーの動きを規制するボタンを押さずにレバーを握るとレバー反力が片持ち軸受に曲げモーメントとして入っちゃうのよね。そして樹脂の軸受が曲がって位置がずれ、正常な動きが出来なくなり不具合発生の流れです。

で、とりあえず現状の問題であるトリガー軸受の位置ズレ(変形)を少しでも規制できるように木製のピンにビニールテープを巻いて軸を延長し、軸の位置規制&カバー側に荷重を分散させた。
軸が木製&ビニールテープ巻きなので耐久性0で1カ月くらいで役立たずになると思うが、暫定処理としてはこれくらいしかできない。

実際に操作してみて安全スイッチ作動OK、トリガー作動OKでトリガの戻り不良も無いので良しとする。

超暫定改修です。

芝刈り機を取りに来た友人には不具合箇所と、暫定補修内容を写真で説明し「トリガースイッチの交換」をお勧めしておいた。
タイの修理屋さんって不具合箇所や修理内容を説明してくれない人が多いけど何でだろうね。
修理した本人が不具合箇所を良く分っていないからか、説明してもお客が理解してくれないからなのか。。。

まあそんな感じで友人宅の芝刈り機を修理した話でした。

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ABOUT ME
ナリカー
自分が2012年にタイ移住したときの、日本家族への生存確認として始めたブログです。 今現在は夫婦2人と猫2匹に囲まれ、猫ブログ、自転車ブログ、バイクブログ、俺飯的な日常雑記ブログを適当に書いています。   記事が気に入って頂けましたら、埋もれている過去記事も楽しんでいって下さいね(^^)  
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POSTED COMMENT

  1. ぎるぴ より:

    バッテリーの一部を交換って日本でもハイブリッドカーなどではよくあるんですかね
    電動アシスト自転車のバッテリーでも、たんぶん何個かのセルで構成されていると思うのですが、一部でも問題があればエラーが出て使えなくなる仕様だと思います
    (昨日までパワーも走行距離も問題なかったのに、急にエラーが出る)
    なので一部がダメになったり、容量バランスが崩れたりすると発火の恐れがあるので全交換にするものだと思ってました
    正直、多少安全性が下がっても、まだ使えるのに全交換は貧乏性なのでもったいないとは思います^^;

  2. ナリカー より:

    ぎるぴさん、こんにちは。
    日本のハイブリッド車は駆動用バッテリーが小さいので一部ではなく全交換と思います。
    プラグインハイブリッドはバッテリーが大きいので分割で交換が出来るのかもです。
    自分も死んだセルのみ交換すれば良いじゃん的な考えですが、交換後のセル監視等の安全システムがしっかりして無いと危険が増しそうですね。

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