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壊れた水圧スイッチを分解する。

みなさんこんにちは。ピサヌロークからナリカーです。

水圧スイッチの交換後も不調の水ポンプですが、自宅の2F水道管の水を抜いて、圧力タンク代わりにしてみたら、ポンプが正常に作動しました。方向性は見えたので資材を探しに行く予定です。

 壊れた水圧スイッチを分解検証

水ポンプ不調の原因の1つだった水圧ポンプですが、せっかくなの分解して内部構造や不調原因を探ってみたいと思います。素人なんで内容に誤りがあると思いますので参考程度に眺めて下さい。パーツ名も適当なので中止してね。

分解&パーツ名称

下のネジ6本外す→バラバラになる。

水圧スイッチの下面にあるプラスネジ6本を緩めます。6本のねじ中で左右は上面のスプリング押さえまで貫通で締めているので緩めるとバネの反力でビョ~ンってなります。他の4本はダイヤフラムの押さえです。

ソケット部にはパッキンがあり水漏れ防止していますね。

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左右2本が長いネジで全パーツを連結している。
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ダイヤフラム

ネジ6本を外し、ソケット部を外すを水圧により上下するダイヤフラムが出てきます。

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ダイヤフラムから先はドライエリアになります。

ピストン

ダイヤフラムを外すと中心にピストンが見えます。このピストンは上部の板バネまで伸びて居ます。

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このピントンが上下し、上部のスイッチを作動させる

電極(スイッチ)&電極押しピン

ピストンの次のゾーンが電極(スイッチ)になります。ピストンは電極の隙間を通り更に上部のパーツと連結され、その連結パーツを電極押しピンがリンクし電極のON/OFF制御を行います。

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板バネ

電極ゾーンの上が水圧スイッチを制御するゾーンで板バネやスプリングで構成されています。板バネは3枚構造で下から伸びてきたピストンが板バネ①を上に押すと板バネ②を介して板バネ③が下に下る仕組みです。

板バネ③の下には電極押しピストンが配置され、水圧上昇→ピストン上昇→板バネ①上昇→板バネ③下降→電極押しピン下降→電極OFF(ポンプOFF)と動きます。

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板バネ③の上にも調整式のネジがあり、その調整で作動ON水圧の調整が出来るみたいです。(メーカー調整済みで基本は触らない)

スプリング

水圧スイッチの最上部は作動OFF水圧を調整するスプリングと板バネ①を押すスプリング受けです。スプリング上部には調整ネジがありスプリング反力が調整できます。(メーカー調整済みで基本は触らない)

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水圧スイッチの作動原理

作動原理が文字だと分かり難いかと思ってイラスト作ってみたけど、能力が無いからやっぱり分かり難かった。。。

単純に言えば水圧でピストンが上下し、ある一定の範囲に来ると、板バネ③がピストンに反する動きでスイッチをON/OFFし、その一定の範囲をスプリング反力で調整。

水圧スイッチ作動の流れ

水圧2.2以下→スプリングがピストン下げる→板バネ③上がる→電極『ON』でモーター作動→水圧上昇→水圧2.8→ピストン上がる→板バネ③下がる→電極『OFF』でモーター停止。これの繰り返しで水圧を一定(2.2~2.8)にするのです。

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全パーツを並べる

こうやってパーツを並べてみると全てアナログチックな部品で構成されていますね。逆にこのパーツで水圧を管理してるのは凄いとも言えますね。

そしてパーツを全バラして不具合の原因と思われるパーツも発見しました。

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スプリング受けが破損

バラしている最中に気付いていたけど、作動OFF水圧を調整するスプリング受けが破損してました。推測ですが今パーツが破損したことによりスプリングが正常に作動せず問題が起きたと思われます。

破損理由は不明ですが圧力タンク不良による頻繁なON/OFF作動で疲労破壊したかも知れませんね。

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そんな訳で、現状の圧力タンク(アキュムレーター)不調を早期解決しないと、ダメって事になります。

あと関係ない話ですが水圧スイッチの価格が500バーツは適正価格みたいでした。

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タイ大手の通販サイトでも送料込みで約500バーツです。

不本意ですが、水ポンプ不調の件はもう暫く続きます。

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POSTED COMMENT

  1. メンカーム より:

    私の多くもない経験だと、水圧スイッチ交換後もポンプのON/OFFが止まらないのは・・・
    ①出力側の水道管へ空気が入っていて、水圧が上がりきらない。
    —家の水栓を一つ一つ開けて空気抜き。
    ②出力側の水漏れ。
    ③入力側の逆止栓不良。ポンプ内の逆止栓は安い中華ポンプだとゴムの板です。これが無くても水タンクの吸水口の逆止栓がしっかりしていれば問題ありません。吸水口の逆止栓は私の経験だと長くても7年くらいしか保ちません。
    ④入力側水漏れ。(貯水タンク内で漏れていると気が付きません)
    ⑤電圧低下やポンプの故障による出力低下
    モーターの動作音は静かですか?モーター後ろのファンを手で回すと軽くスムースに動きますか?
    このくらいなのですが、アキュムレータから水漏れして無ければ、ポンプの動作に関係有るでしょうか?
    正常性は、ポンプの電源を切った後に蛇口を開けて最初だけ勢い良く水が出れば良いと思いますが?
    停電時に多いのは出力側パイプ内の空気溜まり。
    経年劣化で多いのは、貯水タンク内の逆止栓です。
    2階の配管を圧力タンク代わりにすると良好な理由は思い付きません。
    頑張ってください。

  2. warawar34 より:

    メンカームさん、こんにちは。
    水ポンプの件、多くの原因推定ありがとうございます。自分は素人なので判断に誤りがあると思いますが自分なりの回答ですと、
    ①全て水道管の空気抜き→ポンプのON/OFF増加
    ②恐らく水漏れはアリ。でも昔より明らかにON/OFFペースが早い
    ③逆止弁は未チェックです。
    ④コレも未チェックです。
    ⑤ポンプも未チェックですが蛇口全開時の排水量と水圧は十分あります。
    自分の推理は水ポンプ内の圧力タンク(アキュムレーター)死亡により出力側のダンパー効果が無くなり
    モーターON→少量の水を圧送しただけで設定水圧上限に到達→ポンプOFF→少量の水を使用しただけで設定水圧下限に到達→ポンプON→以降繰り返しと考えました。
    そんな訳で、わざと密閉状態の水道管に空気を入れてアキュムレーター(エアチャンパー)の構造とし効果があるか確認した次第です。

  3. メンカーム より:

    確認ですが、水を使用しない時にポンプがON/OFFするのですよね?
    水漏れが無ければ、水圧低下はありませんからアキュムレーターが無くてもポンプは動作しないでOFFのままだと私は思うのですが、いかがでしょうか?
    2Fの水道管アキュムレーターの効果があるということは、やはり水圧が徐々に抜けているのでは?
    ポンプの出力側にある1F側と2F側のコックを両方閉めるとポンプのON/OFFは止まりますか?
    止まればポンプから貯水タンク側の可能性が高いですね。
    止まらなければ、1Fだけ、2Fだけと交互に閉めて、ON/OFFが止まらない方が怪しいでしょう。
    何度も書き込んで失礼しますが、3月28日の記事に写真があったのを思い出して見ると、出力側にコックが有ったので書いてみました。

  4. warawar34 より:

    メンカームさん、こんにちは。
    過去に水漏れのチェックをして水漏れは1Fの何処かでした。(恐らく1Fシャワー)
    現状の対策重点項目は水漏れからのポンプON/OFFではなく、通常使用時も含めた水ポンプの作動頻度の多さに狙いを定めてみました。バッファを大きく取れば水漏れの水圧低下に時間がかかり作動頻度が低下して気にならないレベルになるかと想像しています。(水漏れは放置)

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